富士山のふもと静岡県富士市で体験型農園を運営するchanokiのオーナーブログ。農家民宿は1日1組限定です。ご家族やグループで田舎暮らしや自然体験しませんか?日帰り体験イベントや旬の野菜を味わえる茶畑レストランもやっています。tel 0545-35-0247

今日は浜松にある「加藤醤油店」さんで念願のてづくり醤油のワークショップに参加してきました!
前から興味があった醤油づくり・・・お味噌は作れるのですが醤油は初めてです。
いつか自分で醤油を作ってみたい!と思っていた私は情報をゲットしてから今日を楽しみにしていました。

お味噌も醤油も「大豆・塩・こうじ」を使いますが、醤油にはそこに「小麦」が加わります。
しかも粉ではなく、豆のまま。今年こそはきちんと小麦を育てたい・・・(いつも山羊に食べられるのです)
左から「醤油(製品)」 「生醤油」 「もろみ」

醤油も発酵食品。大豆・小麦に麹菌を移して塩水でよく合わせます。
このまま約1年発酵させます。
毎日1回、しばらくはまぜまぜ。落ち着いたら週に1~2回。
来年2月に絞りと火入れの作業を学んでできあがり。

今回仕込んだ醤油の素。これが発酵すると「もろみ」になり、絞った液体が「醤油」となります。
なかなか奥が深いぞ~
そしてなかなか手間も暇もかかりますが、これが本当の醤油。
なぜこんなにも「醤油」に興味を持っていたかというと・・・
お味噌づくりを始めたときに大豆を仕入れている業者さんから「醤油」の話を
聞いたのです。
今の加工食品の嘘・ほんと、そんな話でした。
「スーパーにある醤油のほとんどが脱脂大豆だよ」
「????脱脂大豆????」
脱脂大豆とは大豆油を絞った後の絞りかす。それで作っているのが今のお醤油。
大手メーカーの特売醤油はそのほとんどが原材料に「脱脂大豆」を使ってます。
嘘だと思うならラベルをみてください。おうちのお醤油はどうですか?
さらに、麹やさんからは「本当の醤油は時間がかかるのよ、脱脂大豆はすぐできるけど」とも。
つまり醤油の色をした加工品なのです。
ここに越してきてすぐにこの話を聞いた私はそれからお醤油はちゃんと「大豆」からできたものを
使っています。
お気に入りは甘めです。少ししか使いません。今まであんなにたくさん使っていたのはなんだろう?って
思うほどです。
長くなりましたが、今日お醤油を手作りできることに幸せを感じつつ・・・
1年間うまく育てられるか不安を抱えつつ、毎日の仕事にも励みたいと思います。
富士でも開催できるといいな~
参加したい方がいたらコメントくださいね。
私の使っているのは、特売醤油だぁ~(;o;)
私もこの話を聞いて我が家」の冷蔵庫のお醤油を確認したら
「脱脂大豆」ってしっかり書いてあって泣きました。。。
大丈夫です。ちゃんとしたお醤油もありますから、ちなみに今は富士の「フジコウジ」の甘口醤油を使ってます。特売に比べると値段は上がりますが、使用料は減ります。ちゃんとした味だからたくさん使わないのです。